大好評の「自宅でできるクリーニング」第2弾「ユニクロ©のカシミアセータ-」の洗濯です。
やはり、元が高くないので、ある意味消耗品ということで例えカシミアでも「クリーニング」ではなく家で洗濯(洗いたい)したい方も多いと思います。本日はそれを教えます。
ドライクリーニングではないので、汗も臭いも全て取れますので、クリーニング店にドライクリーニングに出すよりもはるかに綺麗・清潔になります。
というのも、「ドライ品半額!」とかのお店ですと、大量処理ですので見ず知らずのお客様のお洋服と一緒にクリーニングされてしまいます。当然、尿ジミの付いたおじさんのパンツやおう吐物もお客様のカシミアのセーターと一緒にクリーニングされてしまう可能性もあります。
まず、前提としてカシミアの簡単な知識です。カシミアはヤギさんです。その毛の価格は、その時の相場・毛の等級・ボリューム(一枚のセーターの何グラムのカシミアが使われているか)等により決まります。
絶対に守って欲しい事は「ユニクロのカシミア」限定です。絶対にその他のメーカーのカシミア製品に同じ事をしないで下さい。「これも大丈夫だろう?」はなしです。取り返しが付かない事になります。
①用意するものは、ホームクリーニング用の中性洗剤と髪用のコンディショナー。
理由(ここがポイント!)
いつも衣類や下着を洗濯する洗剤は絶対に×。これはアルカリ性ですのでタンパク質でできているウールやカシミアをダメにします。必ず中性洗剤を使ってください。次にコンディショナーですが、普通の柔軟剤は色々な繊維を想定しておりますが、ウールやカシミアに限れば同じタンパク質でできた「髪」用を使うのは理にかなっております。更に人に使う設計ですので、断然違います。※コンディショナーが水に溶けにくい場合はお湯で溶かしてから、洗面器に入れてください。
②洗い方
洗面器に水と中性洗剤(お皿を洗うくらい)を入れて軽くかき混ぜ、セーターを入れます→ちょっと押してあげて、それで終わりです→洗濯機の脱水機能を使い軽く30秒くらい絞る→洗面器に水を入れ絞ったセーターを入れ軽く押す→脱水→洗面器に水とコンディショナーを入れ軽く押す→脱水。以上です。
③乾燥&仕上げ
陽に当てず、陰干し。仕上げは、着てるうちに人の温度と発する湿度でちょうど良くなります(気になる方はアイロンで蒸気を与えて下さい)。
1着だと面倒くさいですが、5着だったら非常に効率的です。
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